「パーソナルジムでトレーナーにお尻をタッチされるのが気になって集中できない。」
「スクワットやベンチプレスで足のつけ根まで手を入れたり、大胸筋(胸)に手のひらを置いてチェックされたりするのってどこまで必要?」
女性の皆さん、ジム通いでこんなことを考えたことはありませんか?正直、私もあります。(人のトレーニングを見ていても・・)
ご存知でしょうか、パーソナルトレーニングの入会希望者の約8割が女性ですが、男性の指導者が多いこの業界。
トレーニング日の生理や妊娠や出産に関する体の話、体型コンプレックスをトレーナーだからと言って全てを男性に伝えるのはやっぱり抵抗があり恥ずかしいですよね?
ステージごとに変化する女性の体に寄り添い、同じ悩みを身をもって体験した”ちょっと大人の”女性トレーナーに気を遣うことなく相談したいと思う方のための情報をお届けします。
習うメリットやコンプレックス克服の秘訣も紹介しています。
トレーナーは筋トレ指導において、鍛えている部位が本当に効かせられているか、また間違ったフォームを正すために直接体に触れてチェックをします。
スクワットなら膝の位置、お尻の出しかた、視線、腰のケアなど一つのトレーニングでもチェックする要素がたくさんあるのです。
このチェック項目を全て口頭で説明しても筋トレ初心者には瞬時に理解できないことがほとんどでしょう。この時、トレーナーがそっと「ここを意識してやってみて」と特定の部位に触れると途端にフォームが正しくなり、効果も上がり、怪我のリスクも回避できるのです。
体を変えたいと思った時、その道のプロの個別指導を受けるのが最も目標達成への近道です。
昨今の流行りとも言えるほどパーソナルジムの出店ラッシュであちこちにジムが見られるようになりました。どのパーソナルジムに通うかは自分の選び方一つで快適か否かが変わります。
プロのパーソナルトレーナーという肩書きを持って仕事をする人でも、実は自分のダイエット実体験のみで指導をしている人もいますし、国際的権威のある資格を保有している人もいます。また、最近では、理学療法士や柔道整復師といった国家資格保有者が「パーソナルトレーナー」として活動している人も多くいます。
店舗の立地や施設の綺麗さなどでジム選びを優先するのももちろん良いですが、マンツーマンで指導を受けるその「人」がどんなタイプの人かパーソナルトレーナーの選び方一つで変えられることもあります。(パーソナルジムの選び方について/パーソナルトレーナーの選び方について)
パーソナルジムに通う前には、必ず体験レッスンを受けましょう。女性や男性であっても体に触れられることに抵抗があるということは伝えておけば配慮をしてくれるはずです。
トレーナーが交代制の場合、カルテや申し送り事項として顧客の希望情報を共有してくれるジムかどうかも確認してください。
SNSを使えばネガティブPRがいくらでもできてしまう今の時代、トレーナーも故意じゃないボディタッチを否定的に拡散されたら死活問題です。
”嫌なのにわかってくれない・・。”とモジモジしていても伝わりません。自意識過剰かもなどいうことも考えずにはっきり伝えましょう。
男性のトレーナーのボディタッチを避けたいことが優先順位の上位なら、間違いなく、女性トレーナーしかいないジムを選びましょう。女性とレーナーが多いジムでも急遽男性トレーナーに代行になってしまう場合もあります。
女性トレーナーに聞くと、
・若い男性トレーナーに習った時は、スクワットも大胆になれず照れてしまった。
・露出が大きなお気に入りのウエアを着られなかった。
と言われることが多いそうです。
中には、セクハラまがいの発言もされて気分を害したという方もいらっしゃったようです。
・膣を鍛えるとご主人が喜ぶ。
・レギンスの下はTバックパンツですか?
など、これら完全にセクハラ、アウトな発言です。
多くのパーソナルジムの個別集客サポートを通じ1,000人以上の体験レッスン申込受付をしていますが希望者の8割以上が女性のお客さまという数字があります(当社調べ)。
中でも「女性トレーナーを希望」する方多数。パーソナルトレーニングは女子に人気の習い事の一つになってきていますが、初めて筋トレをする方も多く、女同士の安心感を求めていると考えられます。
など、モデルや女優さんのSNSを見て「鍛える事」がとても身近に感じている方がとても増えています。特に美意識が高い方は、「映えて」「おしゃれに」「かっこよく」筋トレができる事も重要ポイント。
女性トレーナーの「筋肉と脂肪がバランス良い美しいカラダ」は誰でも憧れます。自分のカラダのメンテナンスがちゃんと出来ているトレーナーの日常を見ることはモチベーションにも繋がります。
私達は基本、わがまま(笑)。ダイエットやボディメイクをしようと一念発起してパーソナルジムを探しても男性トレーナーばかりのジムへ行くのもなかなか抵抗がありませんか?
初回のカウンセリングなどで体重やサイズを測られたり体型をチェックをされるのは抵抗があるというお声も多く聞かれます。セッション中の男性トレーナーのボディタッチも抵抗があるという女性も多数。
自分のカラダを好きになるため頑張りたいという気持ちとの裏腹に「次のダイエットにまた失敗したらどうしよう」。
この不安も抱えている繊細な気持ちに寄り添い、恥ずかしさや緊張など余計なストレスを抱えずスタートできるのは女同士だからこそなのです。
レッスン中、男性のパーソナルトレーナーに体を触られるのが気になったことありませんか?
・スクワット→お尻を突き出して身体の重心を下げる時、真後ろからおんぶみたいに両太ももを押さえつけられるのは一瞬戸惑う(汗)
・プランク→両手のひらで腹筋と背筋を挟み込む手に戸惑う(汗)
・デッドリフト→肩甲骨を意識させるため添えられる手に戸惑う(汗)
・ベンチプレス→胸!胸!胸!(汗)
筋トレ経験がある人であっても、男性のトレーナーに如何わしい気持ちや下心はまったくないのは解ってはいても、「それって必要以上のボディタッチじゃないの?」と一度でも思ってしまうと集中できなくなってしまいます・・。
最近はウエアもボディラインがはっきりわかるセクシーな物も増えているので着てファッションも楽しみたい。
女同士なら胸の谷間も見え過ぎてても気にならないけれど「これちょっと見え過ぎかなあ」なんて気を使うのも面倒くさい!何も気にせずレッスンだけに集中出来ます!
筋トレをする=ゴリゴリのマッチョになる?という誤解もまだまだ多く聞かれます。筋トレをしているというと「どんなカラダ目指しているの?」とよく聞かれるのは筋トレはゴツゴツしたカラダの男性がするイメージを持っているからでしょう。
筋トレに馴染みが薄いとマッチョな男性トレーナーだとキツそうとかハードというイメージが先行しますが、均整の取れた筋肉のトレーナーが目の前にいるだけで一つの目標がそこですぐに出来上がります。
実際に先生はどんな事をしているの?と教えてもらってみてください。意外に軽量のバーベルやシンプルな筋トレをしている事に驚きます。
食べ物を気をつけていたり、お風呂上がりのストレッチが入念だったり、肌の手入れもとてもまめに行っていたり・・「美意識」が美ボディへの近道なのね、と納得できます。
生理周期の関係で、無性に甘いものが食べたくなったり、なんとなくダラダラしてやる気が出ない時って有りますよね?
実体験ですが、以前、女性トレーナーにその相談をすると「うんうん解る解る!今日がそうならメニューをストレッチ中心に変えよう!」と言ってもらえました。
男性トレーナーでも理解してくれる人もいますが、まず今、生理中であることを申告したくない・・。でも予約があるから行かないともったいない・・、あーどうしよう。という精神状態に陥ります。
なかなか自分の状況を言えない時に、ハードな筋トレはとても辛いです。実際出血過多になったりという話もあります。
体は元気だけど気持ちが沈みぎみ。。なんて複雑な状態の時はストレッチ系など臨機応変に対応してもらえる配慮や技量がある女性のトレーニングだと嬉しくないですか?
また、特に栄養の指導資格がなく、自身のライフワークの筋トレでマイナス10kg,20kgのダイエットに成功しボディコンテスト出場をするような体に”仕上げて”それを基に指導をする男性トレーナーもいます。
ダイエットの成功は素晴らしく参考になるところはあっても、出産後やアラフォー、閉経前といった女性の体に適切かどうかはわかりません。
一般的なパーソナルジムに来る女性客のリクエストの殆どはキレイなボディラインになること。コンテストやボディービルの大会に出場するためのゴツゴツした筋肉体型を目指している人はほとんどいません。
以上がリクエストの大半を占めています。
キレイなくびれ作り
腹筋背筋ばかりやってたら寸胴になるよ!と女性のトレーナーは良く言います。ウエストからお尻にかけての曲線美を求める女心、理解してもらいやすさを取るなら同性トレーナーがオススメです。
バストアップ
胸の筋トレもニーズが高いですが、男性トレーナーには伝えるのが恥ずかしいという心理だとボディタッチが気になりすぎてレッスンに集中できません!
ヒップアップ
専門のジムが多く出店されているほどニーズが高い分野です。トレーナーもジムも女性専門と謳っている所が多いです。ジム空間もセンス良いインテリアなど設えられていたりするので、通う事が楽しくなります。
産後ダイエット
助産師や看護師経験があるトレーナーがいたりすると、骨盤の歪みや体型、背骨や肩の高さまで面倒を見てくれます。
鍛えるだけではなく機能改善目線も入るのでその不調は起こるべくして起きているのか、焦って産後ダイエットを開始しないでもいい理由なども教えてもらえたと体験者は話ています。
筋トレ経験が少しでもある人はさらに高みを目指し、「今のお尻をプリッとさせたい」や「お尻だけ鍛えたい!」とストイックなリクエストも最近は多くなっています。
美尻指導を専門にしたジムなどがあるほど、自分一人ではなかなか続けられない部位でもありしっかり指導してもらえれば成果が出やすいパーツだからこそだと思います。
指導者の立場で専門にするということは、その分野を他の人より深く掘り下げて勉強し、資格までも取得して活動しているので指名数も増え経験値が高くなります。
専門の知識や発信する情報量が豊富になることと、専門”症例数”が格段に増える事でより”選ばれるトレーナー”になりやすいのです。
特にネットで集客する場合は、この「専門性」が高ければ高いほど利用者は「あ、この人に習いたい」「私がレッスンを受けるべき人は、この人しかいない!」と思ってもらいやすいのです。
想像してみてください。もし、今あなたが歯のホワイトニングを受けようと歯医者さんを探している状況にいるとしていて・・。
と2つの選択肢があるとしたらどちらを選びたくなるでしょうか?あなたの未来のお客さまも同じ状態になるのです。
専門性が高いという意味合いで言えば「年齢」もあげられます。お客さまの目的や悩みに応じて「マッチ」するならば若さは全く関係ないでしょう。
年代別に上げるお悩み傾向として多いのは下のようになります。
お客さまのニーズにマッチしたサービスをするためには年齢が若いトレーナーよりも年齢と経験(人生経験含む)を重ねた女性がお客さまからの信頼を得られることもあります。
私の感覚ですが、女性のパーソナルトレーナーは美意識が高く、美への探究心と情報収集のアンテナ感度が男性より高めです。そして常になんらかの勉強をしている人が多いです。
自分自身も美しくきれいで健康なカラダを維持していくため、食事や睡眠、スキンケアからリンパケア、腸、血管に至るまで細かく情報収集と実践をしてさらにそのためにライセンスなども積極的に取得している傾向があります。
ヨガライセンスやタイ古式マッサージ、アロマ、栄養士、ボディケア、そして様々なトレーニングツールの指導ライセンスなど本当に勉強熱心で感心させられます。
そのライセンスの「イイトコドリ」をして総合的にメニューとして組み合わせ、お客さまのニーズに合わせて上手に賢く提供しているトレーナーがたくさんいるように思います。
SNSで”パーソナルトレーナー”と肩書を書いている人でも資格をたくさん取得しているのは女性の割合が多いようにみえますよ。
男性でも気が効くトレーナーもたくさんいるので否定はしませんが、同性のトレーナーを選びたくなるのには理由があります。
①ハツラツとした雰囲気。
体育会系のトレーナーはセッション初日の第一印象の笑顔が素敵な人がとても多いです。指導を受ける前の一瞬で「この人みたいになりたい」という憧れを抱かされることも少なくありません。いわゆる”ジャケ買い”ですね。
②清潔。
サービス業なら当然ですが、相手が不快に感じない程度はもちろん、それ以上の美意識高めのトレーナーが多いように感じます。
ヘアスタイルや綺麗なウエア、指先、足先、髪質、匂いまで「いつも人に見られている」職業と感じて仕事をしている人が多いですね。
③指導が丁寧。
指導時間外でもカルテの整理や会話の中での話題などまめに記録してセッションに活かしている方が多いです。「ちょっと話した事を覚えていてくれる」という何気ない気遣いは純粋に嬉しいものです。
メールレスポンスが早く送信時間なども配慮がある対応も信頼度がアップします。
④話し上手、聞き上手。
女性は「話しを聞いてもらいたい」欲が強い生き物。その本質をよく理解しているデキるパーソナルトレーナーは、お客さまの声に耳をしっかり傾け、悩みを把握し的確に指導できるスキルが養われています。
⑤気配り上手
メニューの引き出しが多いパーソナルトレーナーは、お客さまの体調やテンションなどを察知して色々聞かずとも臨機応変に対応できます。
これは実際にあった話です。体調は良好、ノーメイクでレッスンを受けた時に男性トレーナーに「あれ?今日なんかしんどそうですね」と言われた事があったのですが、はっきり言ってこれは心外なのです!(><)
男性のトレーナーと対面型でレッスンを受ける時は、距離が近くなることで最低限の身だしなみとしてあれこれやはり気を使います。(ウエア・メイク・ニオイ・ムダ毛・・)
オンラインレッスンならなおのこと、細部は全く気にしなくても大丈夫。少々部屋が散らかっていても隠しちゃえば大丈夫だしノーメイクで眉毛が薄くてもはっきり見えないので大丈夫。(笑)
”痩せる”・”ボディメイクを成功させる”という自分の目標1点集中でかなり効率良く突破できるはず。
パーソナルジムも女性専用が人気です。トイレやシャワーブースなど水回りなども清潔で生理用ナプキンや髪ゴム、化粧水や汗ふきシート、コットンなどのアメニティが充実しています。
利用者の立場に立って施設を管理しているのでまるでカフェ?というようなおしゃれなジムが増えて利用しやすい環境は継続率も高まります。
エステサロンなど「癒やしの時間を買う感覚に慣れている」私達にとって清潔空間の提供は重要ポイントですね。
メリット
デメリット
最近は、女性専用フィットネスジム(グループレッスン)が増加中です。リーズナブルにグループを受けつつ、同じ施設でパーソナルセッションも受けたいというニーズで併設しているジムも増えてきました。
グループフィットネスで楽しくストレス発散して、しっかりボディメイクはマンツーマンでセッションというルーチンにしてしまえば、ダイエットが苦痛なんてことを忘れさせてくれます。
前述したとおり、パーソナルジムの体験希望者の実に8割以上が女性客。圧倒的に支持率が高い業界です。カフェみたいなジムやフィットネスクラブがどんどん増えて、ヘルシー女子でパーソナルトレーナーのニーズは更に高まるでしょう。
いやらしい意味では有りません!実際に男性のお客様にアンケートをすると「アメとムチの使い方が上手でコミュニケーション能力が高い人が多い」と言う声も少なくありません。
”女性目線”で男性のボディラインを指摘してくれるのも嬉しいそうです。
学生時代から運動が大嫌いでメタボで悩む男性がマッチョで完全に出来上がった体の男性の指導を受けるのも最初から「道は遠い・・」と萎えてしまうなんてことも・・。
キュッと引き締まった二の腕やぷりっとあがったお尻など、きれいに仕上がっている体の女性トレーナーは雑誌やイベントなどでも活躍の場が広がります。
ブランディングを高めるために両方の肩書を持って活躍しているトレーナーさんも数多くいらっしゃいます。
ダイエットを成功させて、フィットネスジムの楽しさや筋トレの楽しさを身をもって体験した女性は、フィットネスインストラクターやパーソナルトレーナーに転身する人も少なく有りません。
さまざまなフィットネスジムが誕生してきていて活躍の場はたくさんあります!