パーソナルジムとスポーツジムの違いって？

一般的に”ジム”と呼ばれる施設のイメージは、スタジオやプールやスパやお風呂が充実している所ですね？

厳密に言えばスポーツジムとフィットネスクラブにも違いがありますが、ここではみなさんがイメージする”ジム”と”パーソナルジム”の違いについて語ります。

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ざっくり言うとパーソナルジムは読んで字の如く、あなた専用の運動コーチ（パーソナルトレーナー）があなたの理想の体に近づくために運動メニューを組み立てたり、食事内容についてアドバイスをマンツーマンでする施設やサービスの事を言います。

コンパクトな施設である事が多く、塾の個別授業のようなスタイルなので、レッスン単価は1レッスン6,000円〜15,000円くらいかかる場合があります。

スポーツジムは、プールやスタジオ、筋トレマシン、サウナ、エステなどフィットネスに関するサービスが充実した施設です。月額費用を支払えばいつでも好きな時に施設に出かけていけて筋トレだけではなくお風呂やリラックスを求めて利用する人も多いのが特徴。

パーソナルジムの場合、まず体験レッスンに申込みをすると担当者と直接ジムに来店する日時を調整することになります。スポーツジムとは違っていつ行っても誰かが担当してくれる、というスタイルとは違います。

コンパクトな施設だったら、指導者一人で受付から営業、指導までを行っているという施設はザラにあります。

必ず予約した時間に行くようにし、ドタキャンは絶対やってはいけません。ドタキャンをするとトレーナーはあなたのために1枠予定と準備をして待っているわけですので非常に迷惑をかけることになります。トレーナーだって人ですから前向きに取り組めない人に前向きにサポートはできない！と見られてしまう可能性もあります。

レッスンは大体30〜60分で編成されることが多くマンツーマンでみっちり指導してもらえます。リクエストも柔軟に対応してくれるでしょう。

レッスン終了後は、長居せずさっと帰る必要があります。理由は直後に次の顧客の予約が入っている可能性があるからです。トレーナーと雑談をしてコミュニケーションを深めたいと思っても多くのパーソナルジムは時間＝売り上げ、スタイルなのでそれはできません。（パーソナルトレーニングジムの体験談）

一方、スポーツジムについては、入会するとスタッフが初回オリエンテーションとして各部門の使用方法をざーっと説明してくれる時間などがあります。

そこで、大体の施設のルールを教わるとそのあとはもう自分の好きなように過ごせば良いのです。スタジオに参加するもよしマシンエリアでサイクルトレーニングするのもよしです。

ただ初心者の場合、ジムに入会したものの何から始めたら良いかわからないという人が大勢いるのも事実。実に、入会者の７割が幽霊会員だったりするというデータさえあるほど、スポーツジムは入会したけど挫折する人の数も多いのです。

そんな時は、インストラクターやスタッフさんに「初心者におすすめのプログラムは何？」と質問することをお勧めします。

ジム通いが恥ずかしい、怖いと感じるポイントや対策を必ず教えてくれます。（【初心者向け】ジムが恥ずかしいと感じる人の対策と楽しむ方法）

• ヨガやエアロビクスなどスタジオレッスンが利用できる。
• プールや温泉、スパ好きにはトレーニング以外での満足度が高い。
• マシンエリアが広くたくさんの運動器具が備えられている。
• 上手な通い方ができれば安い。
• ライフスタイルに合わせやすい会員種別が豊富。

コナミスポーツ・ルネサンス・ティップネス・ジョイフィット・NAS・NAスポーツA-1

• マシンの指導者がつかないので、自己流だと怪我の恐れがある。
• 自分の好きな時間に習いたいプログラムを受けられない。
• 幽霊会員になっても月会費はかかる。
• フリーゾーンは筋トレ上級者のたまり場となり素人が近寄れない。

• マンツーマンで個室でトレーニングが出来る。（場合が多い）
• 自分のリクエストに基づいたトレーニングプランを作成してくれる。
• マシンの正しい使い方や怪我をしないフォームを細かく聞ける。

• 料金が高い。
• 箱が良くても人の質がわかりにくい。
• 個室で2人きりとなる場合、異性のトレーナーだと不安。

• フリーランスのパーソナルトレーナーがいる場合、確かな指導力をリーズナブルに受けられる。
• 指導レベルに達していないトレーナーが担当になる事は少ない。

• 広いエリアで一般のお客様に混ざって指導を受けるので人目が気になる。
• 会社規定の商品化されたマンツーマンメニューしか受けられない場合がある。
• ハイスペックのトレーナーはいない。

• 自分の好きな時間に受けられる。
• 自分への投資と捉え、積極的になれる。
• 目標を明確化しやすい。
• 個室空間で人目が気にならない。
• 独自のコンセプトなどがあるので自分に合ったジムを選びやすい。
• 画一的なメニューというより臨機応変にプランや希望を叶えてくれる。
• 筋トレだけじゃなくダイエットや食事、栄養面についても学べる。

• トレーナーレベルがわからない。
• トレーニング中の密接度が高い。
• 料金が高い。

以下のようなタイプの人は「パーソナルトレーニングジム」がおすすめです。

• ダイエットをしたいけど、周囲の視線が気になる。
• イベントが控えているから、期限までにとにかく痩せたい。
• 我流のダイエットでいつもリバウンドを繰り返して健康的な痩せかたがわからない。
• 医者から痩せるよう指導されている。
• 不特定多数の人があつまるジムは行きたくない。
• 会員同士の交流は避けたい。

以下のようなタイプの人は「スポーツジム」向きです。

• ストレス発散や日頃の運動不足を解消して運動習慣をつけたい。
• 運動後はリラクゼーションを求めてプールやサウナも楽しみたい。
• フィットネス仲間を作って楽しみたい。
• エアロビクスやキックボクシング、ヨガ、ピラティス・・あれこれやってみたい。
• 一日中ジムで過ごす生活も悪くない。

2つの施設をダブル使いする方法も、健康とボディシェイプを両立させるにはとても効果的です。

パーソナルジムでは自分にあった筋トレ方法（回数や負荷の値）をプロのトレーナーに決めてもらい、そのデータを元にパーソナルジムに行かない日はスポーツジムで自分一人で取り組むのです。

定期的にマンツーマンの指導を受けるので、例え一人で筋トレをしていてフォームが間違って癖が付きかけても修正がすぐ入るのでダイエットやボディメイクをする人にはこれこそが最速最短の成功への近道です。

筆者も経験がありますが、スポーツジムばかりで自分が好きなスタジオレッスンばかりを選択して参加していると、脚力ばかり強くなって上半身と下半身とのバランスが悪くなってしまうと言う事もありました。

腹筋トレーニングが苦手なため、どうしても適当になり背筋と腹筋のバランスも悪く姿勢が良くないと指摘されたこともあります。

こんなにトレーニングをしているのに、なぜ！？と考えるとやはり体全体のバランスをみてもらえるパーソナルトレーナーがそばにいて自分のウィークポイントを定期的に指導してもらえるのはやはり心強いです。

「痩せる」ことだけを目標にしているのであれば月に1回のパーソナルトレーニングだけでは結果はなかなか出ないでしょうが、正しい運動習慣をずっと続けたいと思うのであれば、月に1回のマンツーマン指導はちょうど良い健康維持方法と言えるでしょう。