オンライントレーニングのメリット・デメリット

オンラインで運動指導のプロ(パーソナルトレーナー)と繋がり自分の目的に合った指導が受けられるオンラインパーソナルトレーニング。

 

リモートワークの増加と共に歩行数の減少、運動不足で肩こり腰痛、体重増加など不調を抱える人がオンライントレーニングを検索し、開始する人が増えました。

 

筋トレ・フィットネス歴20年以上の筆者がリアルに体験して、オンラインパーソナルトレーニングのメリットを徹底分析!

※本ページはプロモーションが含まれています。

オンライントレーニングも多種多様ある

一言で”オンライントレーニング”と言っても多種多様。ここでは簡単ざっくりイメージ分類をしましょう。

 

スマホやパソコンなどインターネット環境があればどこでも自由に受けられる簡単便利で効率的な新しい運動スタイルです。

 

1,オンラインパーソナルトレーニング(1対)・・ライブでトレーナーとマンツーマンで筋トレやエクササイズを受けるサービス。自分の設定目標に向かってその道のプロ(ダイエット・ダンス・ヨガ・筋トレ)から直接指導が受けられます。(このページでは主にこのオンラインパーソナルにのメリット・デメリットを書いています。)

 

スケジュールは自分の希望の日に予約しレッスンが受けられます。zoomやスカイプなどのビデオ通話システムを使って行われる事が多いです。

 

2,オンラインセミパーソナルトレーニング(1対2〜数名)・・ジムやフィットネスクラブが主催の開催日が決まったスケジュール枠に自分が予定を合わせて参加するスタイルが多い。

 

自分の悩みに応じたレッスンを選んで受けることができます。全員のレベルが違うのでハードすぎると感じたり、逆に物足りないと思う事もあるかも。

 

3,オンデマンド型トレーニング(ビデオアーカイブ)・・YouTubeに代表されるような予め録画されたトレーニング動画を自分の好きなタイミングで見に行くスタイル。

 

4,オンライングループフィットネス (1対大勢)・・ビデオ通話システムや専用アプリでログインして予め決められたスケジュールのグループフィットネスを自宅などで受けられます。これまでのスポーツクラブのスタジオレッスンのオンライン版。

 

月額制のヨガ専門やダンス専門といった個性的なオンデマンドトレーニングが増えてきています。”オンラインフィットネス”という呼称が通例になりつつあります。

オンライントレーニングの種類 主なサービス
1,パーソナル ライブフィット
クラウドジム

2,セミパーソナル

BeTEAM

3,オンデマンド

リーンボディ
4,グループ ソエル
24/7 Online Fitness

オンライントレーニングのメリット

ジムに行かなくてもスマホやタブレットなどインターネット環境さえあればいつでもそこがあなたのトレーニングスペースに早変わりで時間やお金の節約になると人気のトレーニング。

レッスン料が安い

ジムに出かけて行く必要がなくなるからその往復や準備にかかる時間、交通費がカットされます。

 

ジムはテナント料、人件費、広告費、大型マシンや運動器具のメンテナンス、光熱費などさまざまな経費がかかります。当然それが私達の会費として徴収される仕組みです。当然、「私はシャワーは使わないからその分の割引して」なんて理屈は通りませんよね。

 

マンツーマントレーニングの金額比較(相場)

・対面型パーソナルトレーニング→1回6,000円〜

・オンラインパーソナルトレーニング→1回3,000円〜

 

と、半額近く安い場合が多いです。

 

さらに、ジムという「施設」を持たずにトレーニング指導ができるオンライン専用のパーソナルトレーナーのレッスンならばもっと料金が安くなる場合があります。

 

場所を選ばず自宅や屋外からでも可能なのでレッスン料金を安くして指導効率を上げて新しい指導様式を確立させている人もいます。

 

レッスン料が安いのでマンツーマンパーソナルトレーニングを受けるだけでなく、グループオンライントレーニングに参加したり、オンデマンドサービスを利用したりとこれまで対面型で支払っていたレッスン料金だけでたくさん楽しめちゃうお得感があります。

 

フィットネス市場は海外はとても盛んです。フィットネスアプリも安くで質の良いものがたくさんあるので利用してみるのも楽しいですよ。

時間とお金を有効活用できる

オンライントレーニングはレッスンの開始直前まで自分の時間を有効に使えます。

 

通い型ジムの場合、ウエア・シューズ・タオル・ドリンクなどあれこれ準備が大変!女子はメイク道具やヘアケアグッズまで荷物がどんどん増えてしまいます。

 

そんな準備・往復にかかる時間がごっそりなくなるので仕事が忙しい人や小さい子どもを留守番させられない人にとってもはとても使えるサービスなのです。

 

なにより、スポーツジムあるあるの運動直後は浴室が混み合う現象でシャワーの順番待ちをすることなく速攻でシャワーができるのも嬉しいポイントです。

 

ジム通いが続くとモチベーションが上がるのはとても良いのですが同時にウエアやシューズも集めたくなります。もちろん出費が増えます。自宅トレーニングに切り替わると価値観も代わってきます。

 

ジム帰りに寄り道で美味しいパン屋さんでの無駄遣いもなくなり(私だけ?!)新たな他の趣味や勉強など自己投資する時間とお金の有効活用でがきるようになります♪

おしゃべりできる

リモートワークやオンラインでの作業が増えて人と会話をしたり関わりあいが少なくなっていませんか?

 

運動不足な上、人との対話が減ると精神面でも疲弊してしまいます。パーソナルトレーナーとオンラインで会話を弾ませて運動することは心身共に健やかになるでしょう。

 

特に日本人は仕事以外の人と関わるコミュニティに属したり、没頭する趣味の世界を満喫したりする人が少ないですよね。空いた時間に新しい趣味の世界を広げ余暇やプライベートの時間を健康のために費やすのも悪くはないのでは?

 

筆者は在宅ワーカー歴10年以上で対面型業務はほぼ無しですが、ジムは20年以上好きで通っていました。

新しい生活様式スタイルでオンライントレーニングを多いに活用するようになり、通っていたジムは休会しました。

 

ジムは同じ趣味の仲間と出会い会話もはずませながらトレーニングできるメリットもありますが、長く通っていると「煩わしい人間関係」もあり(汗)それらからも解放されたので今は、オンラインでも人の温かみが感じられるグループ型のオンラインフィットネス(オンラインヨガソエル)を利用したりしています。

 

周りに気を遣う事もなく、トレーニングしたい時間は集中的にできますし、使いたいマシンが他の人に占領されてて待ったりと自分のペースで体を動かせないストレスを感じることは一切ありません。

面倒な入会手続きがほぼ無い

スポーツジムやフィットネスクラブ、パーソナルジム全ての施設において会員になる時に諸手続きが面倒だなと感じたことはありませんか?

 

オンラインパーソナルトレーニングなら殆ど書類での手続きは発生しないでしょう。ペーパーレス、印鑑レスで気軽にレッスンが開始できます。

 

大型のジムに入会すると、カードの引き落としなどの書類手続きで、収入や職業、持ち家かどうかなどを記入する箇所が設けられていたりしますが、オンラインレッスンは必要以上の個人情報を知らせずに始められるのもメリットの一つです。

密室で二人だけにならない安心感

小規模ジムの場合、マンションやテナントの狭い空間で男性トレーナーと密室で二人だけになることがあります。これを不安に思う女性は少なく有りません。さらに感染予防の面でも密が多少気になります。

 

オンラインなら心配はありません。女性のトレーナーで女同士ならもっと安心ですね。 

自分だけが使う器具だから清潔・感染予防になる

総合型スポーツジムには老若男女様々な人がマシンを共有して使用しています。手汗がベチャベチャの人が使った後にちゃんと拭かないで立ち去られたりしたら、もうその後は絶対に使いたくない!と思います・・。

 

大人数が参加するスタジオレッスンでも、設置されたトレーニングマットも汗でベタベタなんてことはよくあることです。世界的な感染症の流行で人々の”除菌意識”が急激に高まった今、許容範囲は人それぞれですがストレスになることは否めません。

 

自宅トレーニングならそんな心配は無用。簡単なトレーニングツールでも十分できることはありますし、外出も最小限に抑えられます。

これは本当に使える女性におすすめ自宅筋トレグッズ

運動していることを他人に知られない

人知れず、ダイエットを本気でやりたいと思った事ありませんか?スポーツジムに通うと昔の友人とばったり遭遇したり、面倒な人間関係があったり・・。

 

集中してダイエットやボディメイクに専念したい時には自宅でエクササイズは最高です!!また、いくら頑張っても痩せられない、リバウンドを繰り返してジムに行くのが恥ずかしいと感じている方にもおすすめです。

予約するから継続できる

「痩せたい」「ダンスがうまくなりたい」「体質改善したい」などそれぞれ明確な目標がある人は、オンラインでも通い型でも必ず成功すると思います。

 

中でもライブでその道のプロに直接予約するので気持ちも前のめりになります。プロがマンツーマンで指導してくれるのでいい意味で「逃げ場」がなくなり目標達成まで導いてくれます。最短最速で希望を叶えられるでしょう。

 

なんとなく流行ってるからとか目的が無いまま始めたり期限を決めずに始めると、「やっぱりだめだった」となってしまう人が少なく有りません。どんな習い事でも同じ事が言えますね。

フィードバックを貰える

YouTubeの筋トレ動画をみるだけでは自分の効果や成果の進捗がいまいちわかりにくかったりしますが、オンラインサービスなら双方向でやり取りができるので毎回達成感も得られるのと、実際の自分の頑張りを評価してもらえます。

 

レッスン中でも小さな体の部位の使い方や角度などの的確なアドバイスを入れてもらえます。我流のトレーニングはどうしても回数も負荷も軽くしがち。最後の数回を「頑張れ!できるよ!」と声かけの有る無しは実はものすごい有効なんです。

 

「三日坊主になった・・」や「やる気が続かない」ということも避けられます。また、トレーナーが一生懸命自分のためにやってくれる姿を見ると、「トレーナーのためにもガンバろう」という気分にもなりそれがモチベーションになるという声も多く聞かれます。

オンラインパーソナルトレーニングのデメリット

オンラインでトレーニングを続けている筋トレ歴20年の筆者ですが、デメリットという程の不快さや面倒、煩わしさはほとんど感じません。

 

お金も時間も節約できて、プロにマンツーマンで指導が受けられる。目的が明確であればあるほど上達進度は通い型より効率的です。

 

あえてデメリットとして上げるのであれば、

  1. 姿勢や動きの細部をボディタッチで直してもらえない
  2. トレーニング中の怪我のリスクが高くなる
  3. オンライン(IT)が得意じゃないトレーナーだと何かと不便

という事かもしれません。

これらも利用する側が注意をしていれば回避できるポイントなので指導トレーナーを選ぶ際に注意しましょう。

 

1、姿勢・動きのフォームを直してもらいにくいというのはトレーナー側のサービスの問題でもあり先に正しいフォームのお手本などの動画を送って見せてくれたりしている人もいます。

 

むしろ、こういったお手本を残してくれる方が、セルフトレーニングもしやすかったりするのでデメリットでもありますが習う人次第なので良いトレーナーを選ぶようにしてください。

 

2.トレーニング中の怪我のリスクが高くなる、これも細かいフォームチェックがない分、リスクが高くなりますが運動初心者なのか、経験者なのか事前にトレーナーと申し合わせをすることでトレーナーもメニューの組み方をきちんと考えてくれます。

 

3.ITが苦手なトレーナーは止めたほうが良いです。トレーナーさんによっては仲間がやっているから始めた・・というような人も中にはいると思います。

 

トレーナー技術が高くてもITリテラシー(ネットワーク・セキュリティなど、ITにひも付く要素を理解する能力、操作する能力という意味)低い人がオンラインサービスを始めている場合もあります。

 

このような場合、レッスン料金授受のやり取りなどでトレーナーの銀行口座に振込をするという事案が発生した時に、無料で使用できるビデオ通話のチャットで口座番号を知らせたりする危機意識の低い人であれば大変危険です。

 

個人的考えですが、無料のビデオ通話システムのチャット機能で銀行口座は教えない方がセキュリティ上、安心です。口頭での会話のようにその場で指示する内容をチャットするのは良いですが、業務関連の通知などはメールできちんと対応してくれる人が安心です。

 

世に無料サービスが溢れているのでITリテラシーが低いトレーナーがそれに使い慣れていると、優良サービスで安全を買うという意識が薄れて来ます。

 

フリーWi-Fiを使う事に抵抗がなかったり、お客様の情報の管理も甘い人と思いますので支払いのシステムなどはオンライン決済できちんとしたシステムを使っているかなどはチェックが利用前に必要です。

 

パーソナルトレーナーの選び方

こんなパーソナルトレーナーは要注意

グループレッスンはプライバシー確保がデメリットになる場合も

”オンラインフィットネス”。社会情勢とともに2020年から一気にサービス展開が加速しています。

zoomというビデオ通話システムを利用して、これまで対面型でグループエクササイズをしていたジムや個人のトレーナーやインストラクターが次々と始めています。

 

オンラインフィットネスの選び方で詳しく書いていますが、顧客のセキュリティは大丈夫なのか?プライバシーは?と疑問になるサービスも多々あるので入会には注意が必要です。

 

複数人が参加するオンライングループレッスンの場合、実際開催された動画をYouTubeでアップロードしている場合があります。顔や自宅の中まで丸見えです。

 

主催者のITリテラシーも問われる問題ですが、利用する側も「すっぴんで参加できるから嬉しい!」と思っていても、あなたのそのすっぴんが世界中に公開されているという事もあります。 

フィットネスお役立ち情報