継続出来るパーソナルトレーニングジム選びは◯◯で決まる!?ジム初心者のあなたが通う目的は?ジム歴20年以上の筋トレ女子がまとめて教える自分に合った場所で楽しく長くワークアウトを続けるための成功のカギとは!?
アフターコロナにおいても「安心・安全・対策について」掲載されているかどうかも選ぶ基準の一つになると思います。
ジムの乱立で本当にさまざまなサービスを謳うジムが増えています。ジムのホームページやSNSをしっかりチェックして本当に自分に必要なサービスが満たされているか見極める必要があります。
薄着になっても困らない体になるため、メリット・デメリットを知って自分にあったジム選びしてみませんか?

初心者がパーソナルトレーニングジムを選ぶメリット
メリットはズバリ!
・1人じゃ出来ないダイエットをトレーナーと二人三脚で頑張れる
・食事管理や知識をが身につく
・自己流ダイエットからの脱却
・体の管理をする習慣がつく
・モチベーションが維持出来る
・カスタマイズされた運動メニュー
継続出来るジム選びはズバリ体験レッスンに行く前に決まる!!
え?行く前に決まるってどういう事?と思った方、フィットネス愛好歴20年以上、パーソナルジムなどのホームページ制作歴15年の筆者が実体験をもとに初心者のためにパーソナルジムの選び方をお伝えします!
ときには厳しくときには優しく指導してくれる良いトレーナーや施設と出会える事が失敗しないジム選びのキモ!安くないパーソナルジム、選び方のヒントを見つけてください。
パーソナルトレーニングジムに通う目的は?
あなたがパーソナルジムを選ぶ目的は何ですか?
健康診断でひっかかった、ストレス発散したいか、ボディメイクしたいのか、習い事の一つなのか・・、それによって選ぶべき施設が変わってきます。
1,とにかく痩せたい

→少々高額でも徹底的に面倒を見てくれるRIZAPのような”痩せさせる”事にこだわったパーソナルジムがおすすめです。
運動は全くしていない、苦手むしろ嫌いな人、強い意思を持って食事管理が自分で出来ない人向きで親身にコーチがサポートしてくれます。
個人のデータをデジタルで管理して食事の指導までいたれりつくせりやってくれます。少々の金額がかかってもトレーニング環境にもこだわりたい、テナントビルや立地も好条件が良いという人におすすめです。
運動の楽しさや達成感、なぜトレーニングが自分に必要なのかマインドから指導できるトレーナーカリキュラムも充実しているので毎回目的意識を持ち取り組めます。
厳しい環境に身を置いてでも痩せたい人にはやっぱりおすすめ。
2,一人で黙々と運動したい

→エニタイムフィットネスなどの24時間営業で展開する自由度の高いコンビニ型のスポーツジム。マシンが置いてあり会員になると自動顔認証システムなどで入退室をする完全自己責任型。
通勤帰りにサクッと通える都会の駅前などに出店が続いています。
プールやスタジオは無い分、価格はリーズナブルです。マシンスタッフが常駐しているかも知れませんが、運動指導までは面倒見てくれない場合もあります。マイペースでメニューを組み立て自分でトレーニング出来る人向き。
3,プールもしたい

→コナミスポーツクラブやティップネスといったいわゆる「総合型スポーツクラブ」がおすすめです。
郊外型では温泉・サウナ・岩盤浴が出来たりと運動を目的にしないでも十分満喫できる施設もあります。
スタジオレッスンはヨガやエアロビクスなど豊富なプログラムがあり、色々体験したい欲張りな人にはおすすめです。
筋トレの機械操作も入会時にオリエンテーリングで丁寧に説明も受けられます。
運動初心者には設備の充実さがジム通いを楽しくさせてくれるので継続しやすいです。同じスタジオレッスンに参加した人とお友達になる事もあり、楽しさも倍増。
ライフスタイルに合わせた会員種別も豊富なのが総合型の特徴です。
デイタイム会員、夕方会員、ペア割や、60分会員、シニア会員、U29会員、プール会員と料金も多種揃い、選びやすく通いやすいので初心者にとってはプレッシャーも無く始めやすいです。
4,オシャレにトレーニングしたい

→ブティック型ジムがおすすめです。
マンツーマンでトレーニングを指導してくれて「美尻」「美脚」「美腰」「ボディメイク」といった専門に特化した1対1の自分だけのオリジナルメニューのトレーニングです。
最新でスタイリッシュなトレーニングツールを導入していたりして、モデルや女優さんのようにかっこよくトレーニングができます。通うモチベーションも上がります。
5,ストレス発散したい

→暗闇系フィットネスがおすすめ!
スタジオのグループレッスンが特徴的です。
女性をメインターゲットにしていて、暗闇という非日常空間でおもいっきりエクササイズができます。
気分爽快スッキリ汗を流せるのでライブやテーマパークのようなイメージで通う女子大生も増えています。
インストラクターも施設もすべてオシャレでセンスが良いので居心地重視の人には特におすすめです。
腹筋女子や筋トレ大好きの「アスレジャーファッション」に身を包んだ20〜30代をターゲットにした所が多いです。
6,リフレッシュしたい

→ホットヨガ・ピラティススタジオがおすすめ!今や女性のライフスタイルの定番アイテムとなっている「ヨガ」は大きなマシンで筋トレしたりするのが苦手な人に選ばれています。
「空間」や「時間」を買うことを重視する女性も多いので、どこも清潔で快適です。
ストレッチのように優しいクラスからスタートもできるので緊張無く始められます。
続けているうちに、日常動作で体幹の強さを実感し腰痛や肩凝りが軽減していたり、睡眠が深くなったりと体の不調が改善されていく効果を比較的早く実感できます。
ABCクッキングスタジオが運営する女性専用フィットネスジムBodies は、トレーニング×ゲルマニウム温浴が1つの施設でできる癒やし系施設。運営母体もしっかりしているから安心して通えます。

7,自宅で運動したい
ジムにわざわざ行くのが面倒くさい、そんな人にはオンラインがオススメです。直前まで自分の時間として仕事や家事、育児ができ時間も効率的に時間がつかえます。
外出できない育児に忙しいママさんやスッピン部屋着でも全然OK!大勢の中に参加するのが恥ずかしいといったフィットネス初心者に選ばれています。
中でも「確実に効率的に痩せたい」という方におすすめがクラウドジムです。トレーニングや食事指導を受けるその前にまずあなたの「痩せない理由」をだ液から突き止めます。
一生懸命糖質制限をやってきたけど痩せない、闇雲に筋トレをやっていて正しいかわからない。このような方にクラウドジムは最適でしょう。
ジムに行くのが恥ずかしかったり、24時間コンビニジムに入会したものの結局退会してしまったという方はぜひ一度クラウドジムの無料体験を受けてみてはいかがでしょう。
オンラインの良さは、すばらしい指導者と巡り合えること。近所にいい指導者がいなくてもクラウドジムは全国選りすぐりの厳選され知識あるトレーナー集団で「結果が出る」と大好評。
簡単なLINEのやりとりで済まされがちなジムの食事指導が充実していて「一生使えるダイエット知識」が身につきあなただけでなく家族までも健康になれます。
衛生対策を掲載しているジムか

今は当然、どこのジムも衛生対策はしているでしょう。
ですが、その当たり前のことをホームページやSNSなどお客様が目にする場所にきちんと明記されているかどうかはジム選びで重要ポイントです。
会員離れや新規入会が少なくなっている現状、そのジムにとって何が一番大事かどうかが垣間見えるポイントです。
・お客さんの安心か
・新規顧客の獲得か
今しばらくはホームページに感染予防対策について書かれているジムは利用者は安心しますね。
駐在トレーナーがいる?入居ビル任せの清掃?

レッスン料が安いジムはテナント料金が安い立地や、雑居ビルの上階という理由もあります。それが悪いわけではありません。余計な経費をかけず安くて質の良さへ反映できている事もあります。
アンティーク調で個展を開催しているような建物の中のパーソナルジム。一見、素敵と思いますがビル自体が古いと共同の水回り(トイレや洗面)は昭和初期の和式のトイレがそのままだったりもします(汗)。
当然シャワーなど無いので、選ぶ基準が一つだけでは大きな落とし穴があるかもしれません。
ジムに駐在するトレーナーがいないというのは裏を返せば「予約が入っている時だけ」トレーナーが来る(時間給)事が多いのです。
つまり、約束のセッション時間が来たらそれ以降は時間外になるので換気や清掃はトレーナーの任意です。
利用する私達はそこまでわかりませんが、「掃除の時間も仕事時間」として給料を発生させている経営者のジムが良いですよね。
こういうジムで働くスタッフは自身の環境に満足しています。お客様への対応も細かいところまでとても親切に感じるでしょう。
通いやすい場所にあるパーソナルトレーニングジムか?

職場や自宅からの通いやすさは重要ポイント!通うのは仕事帰りなのか、休日が多くなるのかによって選ぶ施設が大きく変わります。
”ジムに通う”ことを生活のリズムに組み込みたい人は、このポイントは重要です。
車で通いたいと思っている人にとって駐車場の有無も大事なポイントなので事前確認が必要です。契約駐車場があって時間制限付きでチケットが貰えたりするととってもお得!駐車場代も侮れません!
店舗数が多いのが良いパーソナルジムなの?

コロナ禍においてフィットネス業界は大きな変化がありました。
運用コストがかかりすぎる大型の総合型のフィットネスクラブが軒並み店舗縮小や閉店に追い込まれました。
在宅時間が長くなり運動不足になった人の意識が変わり、フィットネス産業が盛んになることは容易に予測が付きます。
また、自宅でできるオンラインフィットネスサービスの選択肢も生まれ「実店舗へ出向く」機会が減りました。今、駅前一等地入ってい店舗に空きテナントが目立っています。
こんな中、ブティック型と言われる小規模パーソナルジムがこの「運動不足社会」を追い風にどんどんオープンしています。
トレーニングができる場所が増えるのはとても良い傾向ですが、必ずしも全国的にたくさん店舗が有るからと言って良いジムとは限らないということを認識した方が良いかもしれません。
あなたが日本中飛び回るような生活でない限り、通う店舗は1つだけです。
つまり、あなたが通う店舗(もっと言えば一人のパーソナルトレーナー)とフィーリングが合い、あなたのライフスタイル基準に合うかどうかだけをチェックすれば良いのです。
店舗数の多さをジムの売り言葉にしている場合、たしかに勢いのある事業者なのかもしれません。ですが先述したとおり、賃貸物件が格安でどんどん借りられるご時世です。
パーソナルトレーナーは、無資格でライフワークや筋トレが趣味といった”自薦・自称トレーナー”も多くいます。
勢いよく出店しているパーソナルジムは施設やインテリアがオシャレで素敵でもトレーナーの指導が素人レベルという事もあります。
近所を見てみたら、地味で小さな施設でも、長年地元の人たちの健康維持を使命として活動しているパーソナルトレーナーがいるかも知れません。
業務委託集団ジムは指導に偏りがある

パーソナルトレーナーは業務委託(ぎょうむいたく)と言って、ジムから指導を委託されて予約が入っている時だけ仕事をするスタイルの人(フリーランス)が多い業界です。
そんな中でも、大手の総合型スポーツクラブで働くトレーナーには「個体差」が少ないです。誰に習っても大きな差がないのが特徴です。
理由は、大手企業独自の接客研修や育成に時間を割いている所も多く、あらかじめ用意されたカリキュラムに沿った接客を提供しているから。
この場合、一般的なダイエットやシェイプアップのサポートは可能ですが、リハビリや専門的なコンディショニング、コンテストで優勝したいというような特別なリクエストに応えられるトレーナーは少ないのでその専門ジムに通う方が効果的でしょう。
資格取得が個人任せの業務委託のパーソナルトレーナー集団ジムの場合「あたりはずれ」があることも少なくありません。
会社のカリキュラムに縛られず、雰囲気やコンセプト重視で各自の裁量で指導するため、たまたまキャリアも浅く資格も無い人が担当となる事もよくあります。
たくさんパーソナルジムが開店してきている今こそ、キャリアや保有資格、指導歴、得意なメニューが書かれているパーソナルトレーナーを選ぶことをおすすめします。
最近では、「全員が有資格者」と謳うパーソナルジムも増えてきました。
参考までにどんな資格があるかというと、
NSCA NESTA JATI認定トレーニング指導者資格 健康運動指導士
国家資格ではありませんが、求人サイトを見ると大手のジムでもこれらの資格保有者優遇と示す所が多いことから民間のパーソナルトレーナー資格の中でも権威性の高い資格と言えます。
プロフィールを見れば取得している人はきっと掲載されているはずです。
さらに最近は、医療系の国家資格(柔道整復師・理学療法士)保有者が整骨院と併設で運動指導を行う施設を作り出しています。
原因がわからない体の痛みや不調を抱えながらハードなトレーニングをし続けていると大きな怪我に繋がる恐れもあります。
ぎっくり腰や40,50肩、股関節痛など過去に怪我の経験があったり、運動初心者にとっては施術・リハビリ・健康的な運動指導がセットになっているのはとても安心です。
もちろん、無資格でも何十年も指導歴がある指導者もたくさんいます。一度、その方の名前でグーグル検索でしてSNSやブログ、ホームページから発信する情報量の信頼性などで指導を請うのも選び方の一つです。
レスポンスが早いパーソナルトレーニングジム?

ホームページから体験申込をした後、最低でも24時間以内に担当者から返事の連絡があるかどうかは要チェックです。
ジムからの返事が遅い場合、全てのことにおいて「遅い」ジムと言えます。紙ベースで予約管理をしているオーナーも少なくありません。
サービス業をする上で、せっかく来てくれたお客様への対応を早くすることは常識です。
- 他の接客中だから返事ができない。
- 一人しかいないから電話に出られない。
という事をホームページに書いているところもありますが、今はデジタルでいくらでも対処は可能です。
電話予約でなく、ネットの予約フォームシステムを使えばレッスン中でも手を止める事無く済みます。そもそも一人しかいないジムに電話を設置することが無謀です。
秘書代行サービスでスタッフを雇わないでも電話対応してくれるサービスを採用することもできるはずです。
便利なサービスを積極的に採用しているジムは、お客様の利便性と自社の業務の効率化を常に考えている現れです。
あなたが実際に通う事になってもレッスン中に電話が鳴って気が散るということは無いでしょう。
次に、ジムのホームページで体験レッスンの申込みフォームに必要以上(住所の詳細等)に記入をさせないのもお客様の手間を軽減させる事に加え、安心感を与えるジムとも言えます。
ジム側は一旦足を運んでもらってから必要事項は確認すれば十分です。個人情報の詳細は入会するまでは知らせる必要は殆どありません。
レスポンスの早いジムは、何より真っ先に「あなたのサポートを全力でします!」という心意気のあるスタッフが揃っているはず。
◯web集客15年超担当者の目線 お客様に聞く項目は少なければ少ないほど体験申込率が高くなるというのが結果としてあります。住所や電話番号を会員になる前に欲しがるのは、顧客リストが出来ることでその後の営業のメールが送信されてきたりするでしょう。個人情報は必要以上に教える必要はありません。
口コミはあえて低評価順に見る

少々意地悪ですが、★数が少ない順に並べ替えて見るとリアルの声が浮き彫りになることがあります。
すべてが『ヤラセ』口コミでは無いはずですが、最近のレビューを見ているとやはり『自然発生レビュー』に見えないものも多くあるからです。
ネット検索のアルゴリズムで口コミが多い事がメリットであるとされている点を利用し、お客様に口コミ記入を依頼をしているジムもとても増えています。
実際に、「体験レッスンの感想レビューを書いてくれたらプレゼントがあります」と言うようなジムは、おすすめしません。これはグーグルのマップレビュー機能的にルール違反の行為になります。
誰だって、ダイエット目的で通う人なら最低でも2ヶ月経過した後のレビューを知りたいと思いませんか?
気になる電化製品がある時だって、普段から使っている人の感想を聞きたいでしょ?開封した時の感想とか、配送のが早かった云々とか要りませんよね?「使ってから買いてよ」って思いますよね。
うがった見方かもしれませんが、口コミ内容が体験レッスンの感想ばかりの場合、継続率や顧客満足度が低いジムなのかもしれません。
なぜなら2,3ヶ月継続したお客様が少ないから体験レッスンの時点で口コミを書かせているから。
レビューの中では低評価がついていたとしても、それに対してジムがどのような返事をしているかを見ることが大事です。
高評価だけでなく低評価の口コミに対してもオーナーや店長が、即座に真摯に対応する姿勢が見られるのは、通うことにためらいがある人にとって払拭できるのではないでしょうか。
逆に、あなたが実際に通ってみて本当に結果がでて満足しているならその気持ちを正直にレビューする事はおすすめします。
あなたの口コミがさらに次の良いお客様を呼び込み、トレーナーもモチベーションが上がり、全てが好循環になっていくでしょう。
感動するほどの結果を得られて満足度が高い人のレビューは、体重や脂肪率の数値などを具体的に書かれています。体験レッスンだけの感想とは一線を画する内容に仕上がっています。
料金について

今、選ぼうとしているジムはライフスタイルにあった料金システムになっているでしょうか。
「定額通い放題」とお得感があるように見えても、実際に遠距離だったり交通の便が悪いと続かなく無駄遣いになります。
月会費の期間”縛り”がないかも確認してください。退会申し出時期や、短期ダイエットでの途中退会についてもチェックは必ずしてください。
近頃はセミパーソナルトレーニングと言って、他人同士の少人数で行うスタイルも増えてきました。セミパーソナルの場合、催行人数と1人あたり料金もきちんと確かめてから申込みをしましょう。
1人2,000円から受けられる!と全面に謳っていてもよく見ると友人や家族5人の場合に限るといったように広告表示自体に問題があるようなジムのホームページもあります。
安い入会金と月会費を設定されていても半年〜1年間は退会出来ない”縛り”がある事も事前確認が必要です。
細かい事ですが利用規約は必ず紙で貰うか、自分が申込みをした時のジムのホームページのスクリーンショットを取って置くことをお勧めします。
個人で運営しているジムは、入会のハードルも低く親しみ安く良い一方で、細かなルールが曖昧で「言った・言わない」の揉め事になるケースも少なくありません。
説明を聞いても解りにくい複雑な料金システムだったり、プロテインや栄養ドリンク、ダイエットミールまでついたパッケージプランもたくさん出てきました。
「今日入会すると割引がある!」と勧誘をされると、気持ちが舞い上がって冷静な判断ができなくなってしまうこともあります。
つかみのプランは安くても追加オプションや、物販営業が担当者のノルマになっていることもあります。
通う前から申込する必要があるかどうか正しい判断が大事です。
返金の仕組みも確認が必要です。「全額返金保証」があると安心ですが、利用規約や条件に予約キャンセルや変更が◯回以上ある場合は該当しない、など小さな文字で書かれていることが良くあります。
どういう条件の時に返金が有効なのかは事前確認が大事です。ただし、「ダイエットさせると書いているのに痩せなかった」だから返金要求!というのは違います。
ダイエットはパーソナルトレーナーにサポートをしてもらいますが結果を出す努力や日々の生活習慣改善は自分の意思ということを忘れてはいけません。
結果が出ない理由を全て指導者のせいにするのはやめておきましょう。
仕組みはわかりやすいか

案内を見て、ジムの仕組みがわかりやすいかどうかもとても大事です。
・違いが良くわからない似たようなプランが複数ある。
・新プランが次々と出来ては消え、入れ替えられる。
・価格改定の告知が無いまま翌月から値上げされる。
・古いキャンペーンが残ったままでわかりにくい。
パーソナルジムの急激な増加により、勢いでサービスを始めて値段がコロコロ変わってしまう事も少なく有りません。
途中で解約や退会ができる条件も確認してから決めるなど慎重な姿勢も利用者側に求められます。
業界最安値!を強調するジムはちょっと待った?

商品やサービスには適正価格というものがあります。
一般的にパーソナルトレーニングは高いイメージがあると思いますが、逆になんでこんな安いの?!というジムも存在します。
企業努力で低価格にできている理由が示されていると納得できます。
・どんなトレーナーが
・どんな場所で
・どんな内容で
・どれくらいの頻度で
指導してくれるのかチェックしてから申込みをしましょう。
2ヶ月など短期プラン商品で、人が直接指導する回数が少なく、ほぼ自主トレという内容の商品もよくあります。これは自分の意思が強くなければ続きません。
一般的な短期ダイエットは10万円〜数十万というのが相場です。1対1の個別指導のサービスなので当前です。
値段の差は設備や立地により変わるので内容が同じような事をしていても値段が全然違うということもあります。
無料キャンペーンが多すぎる

無料キャンペーンが多いジムに通うとあなたのダイエット成功率が低くなる可能性が高いです。
突然こんな事言われて驚く人もいるでしょう。
一般的にスクールビジネスでは年間を通して、”習い事の閑散期”と呼ばれる時期が必ずあります。
大人の習い事の場合は、12月や2月、8月などは体験レッスンの申込みが少なくなる季節です。そこであえてその時期に「お友達紹介キャンペーン」といったを打ち上げるのは常套手段です。
私は15年以上、パーソナルジムのウェブ集客サポートを行っていますが「無料キャンペーン」はオープニング時以外することをあまりおすすめしていません。
理由は2つ。
1、有料入会したお客様と”差”が生まれる事。
2、無料で入会した人の継続率が悪くなる。
からです。
運用的な話になりますが、無料で入会した人を指導するスタッフの人件費は持ち出しになる上、無料入会の人のモチベーションはどうしても有料で入会した人と比べて低くなります。
無料キャンペーンを頻発しているとお客さんは「次の無料キャンペーンまで待とう」となり、有料で入会してくる会員がいなくなるのです。
こうなるとジムの収益は減り、トレーナーへの給料が低くなり(質が低下)、施設等の安全維持管理面がおろそかになる可能性があるため、総合的に顧客満足度が低いジムになっていくのです。
大手のジムなど体力があるジムでは体験無料!入会金無料!最初の3ヶ月無料!が可能な場合がありますが、ブティックジムと呼ばれる施設で無料キャンペーンが多すぎるジムで、全額を前払いなどは非常に危険です。倒産しても返金されない可能性なども考えられます。
パーソナルトレーニングの体験レッスン時間が十分か?

体験レッスンの所要時間がはっきり記載されて、十分な時間が設けられているか、段取り良く説明してもらえるかも大事な判断材料です。
60分でトレーニングとカウンセリング+システム・料金の説明+入会手続き、というのは長いようで着替えの時間も含めるとあっという間です。
時間オーバーを想定して、質疑応答の時間を丁寧にしてくれるジムは、通うことになってもきっと大事にしてくれます。
時間ギリギリ、間髪入れずに次のお客様がやってきてバッティング!というような段取りが悪くせわしない時間配分のジムは通常レッスンでも常態化している証拠です。
レッスン予約は取りやすいパーソナルトレーニングジムか?

若い女性客が多いジムなど、夕方以降と週末は混雑します。自分が通う可能性がある時間帯の混雑具合を確認しましょう。
曜日や時間を固定せず自由に通うつもりでいても、いざ前日に予約しようとしても、先約があったりすると気分も萎えてしまいます。
大手のスポーツジムでも担当者がアルバイトや業務委託スタッフという、そのジムの社員ではなくフリーランスの人が多く働いています。
要するに、どこで指導をするかを選択するのはトレーナー本人の自由なので、あちこち掛け持ちで指導をしている人もいます。
アルバイトのトレーナーが悪いのではなく、ジムが【親身にサポート】と謳っていても他に良い条件があるとさっと辞めてしまうことも有り得ます。
せっかく慣れてきていたトレーナーが、突然辞めていなくなるという残念なことになった場合でも、ジム内で顧客のカルテの引き継ぎ体制が整っているのかはチェックポイントです。
ちゃんと引き継がれたはずのトレーナーがわたしの名前を一度も呼ばずにセッションをしていた、なんてことも実際に合った話です・・。
「食事指導」の内容は?

和食中心の食事改善で減量できたコロナ禍
ここで、少し私の実体験から。
フィットネス歴20年以上ですが、コロナ禍(2020-2022)にそれまで楽しんで通っていた2つのジムを一旦、休会しました。当初私も、周りの家族や知人もみんな「自粛太り」しました。
クリームが盛られたスイーツがSNSからどんどん流れて来るので誘惑に打ち勝つのは大変です。
同時に、モデルさんがSNSライブでトレーニングを配信したりするので運動でシェイプアップするのは当たり前だとも刷り込みされた人も多いのではないでしょうか。
運動はしないよりした方が「リフレッシュ」できるし「楽しい」ので良いと思います。
しかし、週に8日ハードなジム通いをしていたほどの私が、週4,5日毎日20〜30分のオンラインフィットネスと食事を和食中心に見直して改善すると睡眠も快調・疲れ知らずの「健やか」に変わった事を実感しました。
ハードな運動が無くても食事を見直し(砂糖や人工的なものを避ける)をすると栄養がきちんと摂れるようになり、今まで小腹を満たすためにパンやケーキ、スナックを食べていましたが、今では、欲求が無くなり結果食べなくなっても平気の体に変わりました。
もちろん体重や体脂肪も下がり無理なく無駄な贅肉や脂肪が落とせました。
食事は栄養士・運動はパーソナルトレーナー

食事指導もサービスに含むとあれば、トレーナーがお客様へ送信している実際のアドバイス画面を見せてもらうと良いでしょう。
LINEで毎日の食事写真を送信してアドバイスをもらうという仕組みにしている所が多くありますが、お客様へスタンプ1個だけでOK!と済まして”アドバイス”としているケースも実際あります。
これはただの返事で指導やアドバイスでは有りませんっ!
サービスを受けている期間中、食事指導が尻すぼみにならずに受けられるか見極める必要があります。
ジムに行くのは毎日じゃなくても、食事は毎日するもの。
減量のために何をどんな風にいつ食べるかといった栄養知識を学び続けて自分の行動パターンを変えることができれば減量は成功します。
運動指導のトレーナーがする食事指導なのか、管理栄養士の資格を持った専門家が返信しているのか、確認してください。
食事指導経験や栄養士ではない運動指導のトレーナーが「食事指導」をする場合、自分の経験ベースにアドバイスをするくらいの内容だと捉えてあまり期待しないほうが良いでしょう。
肥満で体脂肪が高く医者から運動を勧められているような場合は、栄養士の資格を持ったパーソナルトレーナーに指導を受けるのが安全で確実です。
また、特に体がバッキバキでいわゆる「ゴリマッチョ」的な指導者は、プロテインを日々摂取して偏食な人が少なく有りません。
こういう体を目指しているのであれば師事した方が効率よくかっこいい体になれるはずです。
仕事が忙しくて自炊ができない、という顧客の訴えの答えとしてプロテインを真っ先に勧めるのであれば、食事や栄養の知識が無い指導者かもしれません。運動を習うにとどめましょう。
40代以降は体の相談もできるジム
20、30代の人は自分の直感で気に入ったジムを選んでも良いでしょう。しかし、40代以降のパーソナルジム選びは体のケアやメンテナンスを重視するパーソナルトレーナーがいるジムを選ぶと良いでしょう。
私自身2,30代の頃は週に8日(!)ほどジムに通い詰めて1日2、3レッスン受けてもちょっと筋肉痛が来るくらいでしたが、40代以降は肩が痛い、腰が痛いという具合に無理ができなくなってきました。
ハードなエアロビクスや重量のある筋トレばかりしていて大丈夫なのか?という疑問が湧いてきます。ジムよりケアのため整骨院やマッサージに行く回数も増え、そこで初めて「理学療法士のトレーナー」と出会い色々学びました。
これは本当に心強い!
最近は柔道整復師など国家資格を取得している運動指導者が増えて来ました。40歳過ぎてパーソナルジムに通うつもりのある方はぜひ参考にしてください。
質問に答えられるパーソナルトレーニングジムか?

疑問に感じる全てのことを用意して投げかけてみてください。
担当トレーナーによっては専門分野や得意分野が違います。食事指導を期待していても栄養知識が殆どない人だと結果は出ません。
少し意地悪な質問かもしれませんが、
- 万が一、トレーニング中にケガをした場合の対応は?保険加入やAEDの設置はある?
- レッスン時間に遅刻をしてしまった場合は?
- キャンセルの場合はどうしたらいいの?
- 退会の際の返金のシステムは?
発生しにくい事案の質問でもスムーズに答えられるトレーナーがいる所は、危機管理意識が高くマニュアルがきちんと整っています。
入会すると「担任制」か「入れ替わり制」かもチェックです。ジムが急激に増加している今、教育が不十分なまま接客を許可している所も少なくありません。
入れ替わり制の場合、顧客管理の共有についても質問してみましょう。webや紙ベースと何らかの形で情報が共有されているかどうかは要チェックです。
業務委託契約で雇われているトレーナーが多い場合、個人の裁量でトレーニングを提供している場合もよくあります。
毎回違うトレーナーと出会えて新鮮な気分で受けられる反面、引き継ぎが行われずお客様の目的を知らないままセッションをしているというケースも・・。
パーソナルジムの急増に伴い、キャリアが浅いスタッフも増えています。
体験レッスンの時はキャリア豊富な人が対応し、いざレッスンが始まったら経験値が低いトレーナーに担当が変わっている・・ということも実際にあった話です。
ジムの良さとウェブサイトの豪華さは関係ない

ジムのホームページを見た時、華やかでオシャレなWEBサイトのジムが必ずしも”良いパーソナルジム”ではありません。
デザインの一例を挙げましたが、(A)より(B)凝ったのデザインを作るのに、およそ3倍の時間がかかっています。単純にその分制作コストが上がります。
一般的に見て、大差はないですよね?
WEBサイトのデザインを豪華にしているジムはインテリアや設備もおそらくオシャレでゴージャスになる傾向があります。
これは、少なからずレッスン料に影響しています。
あなたの目的がラグジュアリーな空間で非日常的なジムに通いたいというステータス重視であればイメージやデザイン重視で選ぶのは正解です。
ですが、殆どの人の目的はダイエットやシェイプアップです。
ウェブ集客デザイナーの観点から、パーソナルジムの公式ホームページに必要な要素は、以下の事です。
- 商品(コンセプト)
- 料金
- 場所
- どんな指導者・経営者
- 申込みフォーム
- 連絡先
業界最大手企業や全国的に多店舗展開しているようなチェーン店を除いて、小中規模のパーソナルジムの場合、ユーザーが欲しい情報が整理され、申込みまでの導線がスムーズに整ってさえいれば、デザインは殆ど関係ありません。
ターゲットが日本の女性なのに外国人の女性やムキムキの男性写真が多用のホームページは、見る側が混乱します。こういうサイト、結構ありますよね・・。
また、古い情報(日付)のまま全く更新が無いようなジムは問題外です。
そのサービス内容がしっかり差別化され、あなたの目的を叶えられるのか、経営者の理念やスタッフの育成に時間と労力が注がれている活気あるWEBサイトかどうか、どうぞじっくり見定めて欲しいと思います。
ホームページの更新が止まっているジムは要注意!

ホームページに半年前の情報がそのままだったり、違うページへのリンクが切れていたりするのは「雑」な接客をしていることに気づいていないジムです。
ホームページはインターネット上での「一番最初に出迎える営業マン」。
ユーザーが欲しい情報が整理された状態で掲載されているかどうかは、お客様のニーズにきちんと応えられるジムかどうかを映す鏡といってもいいです。
実際の店舗で考えてみてください。
A,外観はそれほどオシャレじゃなくてもお店に入って「いらっしゃいませ」と声をかけて出迎えてくれる店舗。
B,外看板は派手だけど、お客さんが店に入って来ても店員が気づかないうえ、流行遅れの商品があり、ホコリが被ったままの商品が陳列しているような店舗。
どちらであなたはお金を使いたいですか?
華やかで豪華なホームページのジムが必ずしも最高のサービスであるとは限りません。
むしろ制作会社に丸投げ状態で内容を自分で更新できない状態である場合もよくあることです。
お店の入り口付近は、いつもキレイに掃除して今一押しの商品をキレイに陳列しているお店に人は集まりますし、選びたくなりますよね?
ホームページは店舗に行こうと思っているお客様の緊張心理のハードルを下げる一番最初に出会う営業マンなのです。
丁寧で親切な心のこもったおもてなしが感じられるかどうかの基準もジムの選び方のポイントです。
会社概要やジム経営者の挨拶ページをみよう

そのジムの良さや本質を見極めたい時はどのページを見ると良いかというと・・。
ずばり、経営者のご挨拶のページです。
笑顔の写真と共にそのジムのコンセプトやお客様へのサービスの取り組み方、スタッフへの思いやり、ジムを作った経緯、パッションなどが書かれているジムは素晴らしいと思います。
実際にいくつか体験へ行ってみる

たくさん「パーソナルトレーニングジムの選び方」を書いてきました。ここまでお読み頂きありがとうございます!
このページをご覧になり「書いている事が解りやすく納得しまくり!」という嬉しいメッセージを最近よく頂くようになりました。
逆に、「読みすぎて一つ選ぶのが怖い。選べない・・」というご意見も有るくらい惑わせてしまっているかもしれません。
フィットネス歴20年以上の私の経験から言えることは「フィットネスやエクササイズはやらないより絶対にやった方が楽しい!」ということ。
ここに至るまでにはとてつもなく説得力のないパーソナルトレーナーも経験しましたし、薄汚い施設なのに何故か続けたジムもありました。(笑)
最初の一回だけで好印象かどうか見極めるのは難しいかもしれません。
そこで大事な事は”ぶれない自分基準”です。とにかく痩せたい!と思っているならその目的を一番実行できそうな所を選ぶのが一番です。
それをもとに、ぜひ体験レッスンをいくつも受けに行ってみてください。
結果がでたら、また新しい目標や楽しみにあったフィットネスクラブを渡り歩いてもいいと思います。
皆様のフィットネスライフが楽しいものになりますように!